スチームトラップ診断でスチームトラップ再選定と蒸気ロスの削減

お客様社屋
お客様プロフィール
会社名株式会社堀川 北海道工場
住所〒061-1493
北海道恵庭市北柏木町3丁目89番
事業内容水産ねり製品・惣菜等の製造販売

課題と改善結果

導入前の課題
燃料費高騰の影響を受け、エネルギーロスの特定と対策が必要となった
高圧蒸気ドレンの湯気により工場内の室温が高温状態だった (作業環境の悪化)
改善結果
スチームトラップ診断サービスの導入による不良トラップの特定
不良トラップによる燃料損失額の算出
温調式スチームトラップの選定で湯気の抑制、工場内環境の改善

改善内容

  • スチームトラップ診断を導入。診断の結果、不良トラップ12台、年間108万円相当の蒸気損失を改善。


    ○ 診断結果

     

    スチームトラップ診断台数

    39台

    スチームトラップ不良台数  

    12台   

    不良率

    30.8%

    蒸気損失金額

    108万円

      ※ 蒸気損失金額の計算条件: 蒸気単価  6.5円/kg、年間稼働日数 313日(17h)

 

 

 

  • お客様の課題と現場状況に合わせた最適なスチームトラップの選定

 

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お客様の声

  • 導⼊のきっかけを教えてください(課題は何でしたか?)

昨今の燃料費高騰の影響を受け、生産コスト改善のためにエネルギーロスの特定と対策に力を入れていました。

その取り組みの一環として、「まずは現状をしっかり把握したい」と思ったことが、今回の診断サービスを導入したきっかけです。

  • 導⼊の結果、課題は解決しましたか(導⼊していかがでしたか?)

診断の結果、工場内のスチームトラップ12台が不良と判定され、不良トラップによる燃料損失が年間108万円にのぼることが分かりました。これまで見過ごしていたエネルギーの浪費が明確になり、削減に向けて具体的なアクションを取れた点は非常に大きな成果でした。
また、不良トラップの交換費用まで含めても、投資回収は1年未満と非常に良い結果でした。
 

さらに、今回の診断サービスで良かった点は、スチームトラップの選定を見直してもらえたことです。
当社では蒸気ドレンを工場内でそのまま排水しており、高圧蒸気ドレンから立ち上る湯気が以前からの困りごとでした。

特に夏場は室温と湿度が上昇し、スタッフの作業環境の悪化にもつながっていました。

 

今回の診断をきっかけに、一部のスチームトラップをミヤワキ様推奨の温調式タイプに変更しました。

その結果、ドレン排出時の湯気を抑制でき、作業環境の改善という思わぬ副次効果も得られました。

  • なぜ、ミヤワキでしたか?(導⼊の決め⼿を教えて下さい)

診断精度の高さと、豊富な経験に基づいた営業担当の方からの改善提案が非常に信頼できたためです。
また、当社内のスタッフでは難しいスチームトラップの選定も、専門的な視点から対応いただけたことが、当社にとって大きなメリットとなりました。

  • 今後さらに解決したい課題(今後の展望など)があれば教えてください

今後は定期的な診断を通じて、さらに蒸気利用の最適化を図っていきたいと考えています。
また、省エネルギー化の取り組みをほかの設備にも広げ、省エネ効果を持続的に維持していくことが重要命題と考えております。

 

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